実体験

飲食店の経営失敗談から学ぶ|閉店させないための必須予備知識

経営失敗アイキャッチ

この記事では過去僕がやってしまった事業の失敗談を、実体験を元に出来るだけ詳しく書いていこうと思います。

僕は飲食新規出店から10か月でスピード閉店させてしまった経験があります。

今思えば失敗するべくして失敗していたんです。

 

いくつも失敗の原因に心当たりがあるんです・・・。

この記事を読んで、僕と同じ失敗をする人が1人でも減れば嬉しいなと思います。

 

  1. これから新規で飲食店を出店される人
  2. 現在お店を経営中だが軌道に乗っていないという人

 

飲食店事業の失敗

29歳の時に「コレで勝負だ」と始めたお店。串料理の居酒屋さんです。

自分なりにいろいろ調べ、人に会い、本を読みまくったりセミナー行ったりビジネス研修も行ったりした20代。とにかく情報を詰め込んで臨みました。

信用のおける仲間と足並み揃えて挑んだ夢の飲食店出店!!

熱量は確かなものがありましたし(当時本人としては)、飲食店での勤務経験も十分だと思い踏み切りました。

準備は足りていると思っていた

20歳前後の数年間は飲食店でバイトもしたりしました。大手居酒屋チェーンから、小さな焼き鳥屋。

新潟は苗場の大きなホテルでスポットで接客したりもしましたし、なにより20代はほぼ接客業(別業種ではあったけれど)に捧げてきたので、客商売に関してのノウハウはあったんです。

並行して夜のお店(飲み屋)も経営してたので、そっちからのお客さんの流れも大きく期待できると踏んでの出店でした。

 

計画に無理があった

 

今思えば簡単な話なのですが計画に無理がありました。単純に見積もりが甘かったのです。

恥ずかしいですがこの一言に尽きます。

 

資金調達

個人の新規出店で、まずぶち当たる壁がこれではないでしょうか。お金がないとなにも揃えられないし、お給料も払えませんからね。

僕の場合小さなお店でしたが、スタートだけでtotal800万前後、かかったと記憶してます。

自分なりに切り詰めて切り詰めてやりましたが、これだけかかりました。

敷金・礼金 250万

小さなお店とはいっても大阪ミナミの中心地30坪ほどあったので、家賃もそれほど安くはなかったです。

敷金・礼金だけで250万前後かかったような・・・ちょっと忘れましたが。

店舗って住居と違って敷金6か月分とかあったりするんです。もちろん契約次第ですが、火事とか貸主のリスクも多かったりしますしね。

そういった理由だと思います。

あと解約するにも1か月前申告じゃなかったりします。

契約にもよりますが、その店舗は半年前の申告が必要だったのです。

契約書をちゃんと読まなかった自分のせいで、閉店後に損をすることになります。

突然閉店を決めたので、6か月分の空家賃を払わなければいけませんでした。

設備投資 80万

電気機器一式買い揃える必要があったので、それにもだいたい80万前後かかりました。

業務用の冷蔵庫3台、冷凍庫1台、食洗器1台、レジ1台。

そしてこれが1番高かった、電気グリドル。

 

注:こういうのです、電気グリドル。

確か20万くらいしたはず。

冷蔵庫と冷凍庫は中古品に数も種類も豊富で、欲しいのものが割とすぐ見つかったんです。

なので探す時は中古で十分良いものが見つかります。

でも食洗器とグリドルは僕の場合中古品が見つからず、やむを得ず新品を購入しました。

 

売上見込みってなに?

売上高=席数x稼働率x回転数x客単価と出したりします。

ざっとこの計算で出た数字を月売目標に掲げ、÷営業日数日売り目標を立て営業前のミーティングでみんなに伝えたりします。

これが売り上げ見込みの計算法。

この稼働率と回転数は初めはまったく計算が立たないのですが、日本政策金融公庫などで借り入れをする場合、この売上予測を含む創業計画書を職員の方としっかり話し込んで数字を出していくんです。

 

日本政策金融公庫で500万融資を受ける

 

この日本政策金融公庫というのは、

創業を支援する政府100%出資の、これから事業を始める人達を対象に創業資金の1部を融資してくれる会社

のことです。こういうのもあるのご存知でしたか?僕は知らなかったので。

創業するにあたり、運転資金はあればあった方が成功する確率が上がると思います。

赤字に耐えられる体力(期間)=運転資金ですので、借りられるのなら手元に置いておくべきだと思ったんです。

しかも利息の年率も民間の金融機関と比べると破格。僕の場合、はじめの2年間は年率1,5%でそのあとは2%でした。

運転資金に不安がある方は検討の余地ありかと思います。

 

ちなみにあと423000円返済が残ってます(笑)。来年の2月で終わる、6年4か月は長かった・・・(しみじみ

最大の敗因

失敗した原因はたくさんありますが、その中でも決定的に見込みが甘く、致命傷になったのが人件費の割合の高さでした。

人件費60万

出店するにあたってまず必要になると思ったのが料理を任せられる人間でした。

飲食店経営の素人とはいえ自分自身も飲食店のお客さんだった訳で、「まずい飯出す店に金出して行くわけないよなー」ってのは誰でも分かりますからね。

しかしプロでやってる料理人が周りにおらず、自分が知ってる1番旨い飯作る人間に声をかけました。

 

秘密兵器 おかん。

 

田舎に離れて暮らすおかんに声をかけて一緒に働いてもらうことにしたんです。(母には飲食店で働いていた経験もありました

悩んだみたいですが「我が子一世一代のチャレンジの力になってやりたい」と、重い腰をあ、大阪に引っ越して来てくれたんです。

しかも調理師免許まで取ってくれてました。

あとはその時なにをやるにも一緒だったビジネスパートナーの後輩2人a君とb君、その後輩のやってる店で働いてた従業員c君。

計4人、僕入れたら5人でのスタート。

このa君と僕には他に収入源がったので、軌道に乗るまではお給料はいらないよねってことで話はつきました。

あとの3人には「月20万でどう?」って初めに言っちゃってたので、売上がいくらだろうが泣こうが喚こうが給料日にはお給料を渡していました。

 

毎月の赤字は数十万

飛んでいく札束イラスト

この人件費が僕の首を絞めました。最後閉店することを決めた時も10か月と早かったのはこのためです。

選択肢がありませんでした。

10か月間営業をして赤字にならなかったのは1月もありませんでした。それはある程度予想していましたが、毎月数十万円の赤字は計算外。

(赤字は多い時で40万くらい、震えますね

当初の予想で月MAX10万くらいまでの赤字ならまだまだやっていけるはずだったんです。

しかも飛び込みの新規のお客さんも10か月で3組ほど。途中からは僕の体調も悪くなっていきました。

(今思えばこの頃から病状は悪くなる一方。始まりは25歳くらい

僕の病気の事については別に書いたの記事もあります。

SAD
30代の僕がプロブロガーを目指す理由|社交不安障害(SAD)この記事は、30代半ばの僕が安定した会社員の収入を捨てブログで食っていくことを決めるまでの話です。ずっと患っていた病気が悪化し、日常業務に支障が出始めます。社交不安障害のことについても少し書いてあります。...

 

経営を続けていける要素が見つけられませんでした。

 

たった10か月で閉店することに

 

僕も毎月マイナスでしたがa君も結果的にタダ働き。

そんなa君がある日「外れさせて欲しい」と言ってきたんです。

当時彼には子供ができたばかりで、本業の方も上手く利益が出せず、いろいろ行き詰まっていたんだと思います。

その一言を聞いた僕は「じゃあもう閉めようか」と提案してました。

僕も消耗していました。身も心もお財布も。

 

金運があがると聞いて毎日店のトイレ掃除をやってみたり、

お客さんが来なく雰囲気の悪いお店でのミーティング内容を考えたり、

近所の同業者のお店に挨拶回りがてら勉強しに行ったり、

恥を忍んで友達に営業しまくったり。

とにかくいつか状況は好転するはずだと信じて、短い間ではあったものの、自分の出せる1番早いスピードで毎日坂道を走っていたんです。

少しだけ疲れましたね。たった10か月ですが後半はじりじりと辛かったです。閉店が決まって正直ホッとしました。

自信もお金も信用も人も失くしました。

 

すべては僕の力の無さ・考えの甘さ。この一言でした。

 

まとめ

そろばんを弾く少年イラスト

ここまで書いてみて改めてハッキリしました。失敗するべくして失敗していたんです。

 

・売上予測の甘さ

・心の準備不足

もちろんこれも自分の足りない部分でした。でもこれは他の要素でカバーできる点でもありました。

やはりこれだと思います。

・人件費の設定

致命傷でしたね。60万円人件費にかけたいのなら、今思えば少なくとも150万以上の売上が欲しいところ。

深夜はバー営業にもしてみたりもしましたが、最高でも月売は100万くらいだったと思います。

もしまたチャレンジするなら絶対守りたい事4つ

 

もし、もう一度飲食店に挑戦するのならこの4点は絶対に守ります。

 

・1人でやる(人件費0

・家賃は最小限(10坪もあれば十分

・店舗は1階(認知されることは命

・諦めない準備(成功するまでの体力と資金

 

人件費や家賃についてはとにかく資金、運転資金がもつ限り営業は続けられるんです。

初めにかけるお金はまるまるリスクだと思ってください。いかに少なく始められるかが重要です。

そして長い時間やっていればお店も認知され、新規のお客さんにも期待できます。商売なんてそこからですからね。

自分ちの近所にできたばかりのお店見つけたと思って行ってみたら、「もう3か月目になりますねー」って言われた経験ないですか?そんなもんです。

 

そして最大・最強のコツはこれに尽きます。

 

成功するまで続ける!!

 

認知されるまでに時間は必要です。勝負はそこから。ブログも同じでしょうし頑張ります^^b

最後に

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

これからお店を出す人達なんかにたった1行でも役にたったなら嬉しい。書いた意味があるってもんです。

ではでは。

起死回生アイキャッチ
30代無職が起死回生に選ぶネットビジネス|ブログとアフィリエイトこの記事では、30代で病気により会社勤めを諦めた僕が、それでも家族を養っていくための次の一手を記事にしました。実際すでに実践しておりますが、まだまだ思うような成果は出ておりません・・・。しかしそれでも将来を見据えて打ち立てた渾身の打開策。...
ABOUT ME
あめにじ管理人
30代の既婚者。20代は大阪で商売をしていましたが、33歳で奥さんと結婚したのを機に妊活のために奥さんの実家がある広島に移住。不妊治療(体外受精)経験者。6度目の体外受精で妊娠できました。サラリーマンをしていましたが、持病(SAD)が悪化したため退社し、今は専業ブロガー(アフィリエイター)を目指しています!
あわせて読みたい

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください