実体験

災害復興支援現場にみるリーダーシップの重要性|被災から10日

災害復興支援現場アイキャッチ

タイトルがなんか【それっぽく】なってしまって後悔しておりますがこのままいきます。

もしこのタイトルを見て【それっぽい記事】を期待して来られた方は戻るボタン連打でお願いします。

ただの体験と感想です。

この度【平成30年7月豪雨】を広島で被災して、今日で10日目になります。

被災アイキャッチ
避難のタイミングの難しさ|平成30年7月豪雨を被災してこの記事は実際の被災体験を元に【避難のタイミングの難しさ】を伝えたくて書きました。広島県で被災した事を書いています。浸水被害、道路の崩落、車の沈没などなど。停電や避難時の持ち物についても少しだけ触れています。...

少しずつ復興作業も進んでおり、昨日からは近所の方が犬の散歩をしている姿も見かけられるようになってきました。

日常は少しずつですが戻りつつあるようです。

被災後の復興作業

道路の崩落(最寄りのスーパーの前の道が崩落したまま:7月16日撮影)

被災してから1日目は動きが少なかったです。

自分の祖母が地元(兵庫)で同じ日に亡くなった(寿命)のもあって丸1日は広島を離れてはいたのですが、本格的に復興作業が進みだしたのは被災後2日目くらいだったと思います。

それまでは初めての体験に地域の方々も戸惑うばかりで、一歩目を踏み出すのに勢いや時間が必要だったのかなと感じました。

このあたりは土砂被害が比較的小規模で助かりました。

水が引くのを待った

加えてまだ水が完全に引いていなかったのです。雨は止んでいましたが、山に溜まった雨水が止めどなく街へ流れて来ていました。

これは昨日(被災から8日目)くらいまで止まりませんでした。いかに多くの雨水を山が含んでいたかが伺え、怖くなります。

被災後、今日まで新たに大雨が降っていないのは本当に救いです。これでちょっと曇ってくれてたら言うことないんですが・・・

こう毎日カンカン照りだと作業しててメンタルに響きます。

広島市安芸区の被害

街の被害(復興作業の経過:7月11日撮影)

僕の暮らす地域から車で20分ほどのところ(安芸区坂町)の被害が甚大で、こっちには人手が優先的には回ってこない状況です。

このあたりも浸水被害は相当なものでしたが、幸い地域の人達で復興作業が進められるだけの勢いと人手がありました。

それでもこの連日ゆうに30度を超す炎天下の中、お年寄りが中心になって進める作業は日に日に効率が落ちていき、ここ2,3日は周りを見ても中学生~大学生が中心の若者ばかりが目立ちます。

さすがに年配の方からダウンしていってます。

お年寄りが大半の地域なので見るからに全体の作業ペースは落ちました。街の体力の限界。

僕も筋肉痛が・・・

ボランティアの方が来てくれ始めた

それでも水浸しになった荷物や、土のう袋に詰められた泥を広場に集める作業など、少しずつではありますが進んでいました。

すると1台、また1台とボランティアの方が乗ったバスが駅前に来てくれるようになり、ボランティアスタッフの受付所も仮設され、作業がまた進み始めます。

ボランティアの方は老若男女さまざまで中にはスコップを担いだ結構な年配の方もいらっしゃって小さな感動がありました。

「本当に人は生かされているなぁ」と思う瞬間でした。TVカメラが取材もしてて夕方ニュースで放送してました。

現場にはリーダーが必要

被災復興支援(近所の水に浸ったゴミ出しはほぼ大詰め:7月16日撮影)

復興作業をしていると、見ず知らずの人間数人で1つの作業をする場面によく出くわしました。

歳も性別もバラバラ。

おまけに全員が慣れない作業ということもあり、周りの空気を読むことにも気を割きながらで手が思うように動きません。(僕だけじゃないよね?

何をしていいか分からず、ただそこに立って見ているだけになってしまっている近所の人も何人もいます。

「これは誰が指示を出すんだ?このままじゃこれだけの大人数の意味が無い!」と強く感じていました。

遠慮のしあいが原因

「じゃあ君が旗を振ればよかったじゃないか」と思うかも知れませんが、僕はこの土地へ来てまだ2年、歳も中では若い方で、この土地の先輩(この土地で生まれ育ち何十年)に僕からガンガン指示を出すという選択肢は無かったです。

他の方も同じように、自分なりの理由が有りリーダー役を買って出る人はいなかったのでしょうが・・・(このあたり良くも悪くも日本人)

各個人いろんな事情を抱えながらですからね。

僕は体調(SAD)と相談しながらの作業でもあったので、毎日頭から終わりまで参加できる訳ではありませんでした。

大勢いる作業場での休憩雑談タイムが僕にとっては超苦痛なのです(笑)

SADってそういう病気なんですね。

SAD
30代の僕がプロブロガーを目指す理由|社交不安障害(SAD)この記事は、30代半ばの僕が安定した会社員の収入を捨てブログで食っていくことを決めるまでの話です。ずっと患っていた病気が悪化し、日常業務に支障が出始めます。社交不安障害のことについても少し書いてあります。...

本当はずっと体だけ動かしてた方が楽だけど、熱中症にもなるし休憩は必須でした。

休憩中輪の中でどうしても心がしんどい時は車に戻り、1人になってやり過ごしました。

(話が反れましたね、すいません!)

司令塔不在の作戦

作業をする中で終始モヤモヤしたのが上にも書いた【指示を出す人間がいないこと】でした。

司令塔の不在です。

そこにもし人間が10人いても、指示を出せる人間がいないとせいぜい2,3人分ほどの作業量しか進みません。

これを今回目の当たりにしました。

今回のように緊急で集まったメンバーでは特に仕方がないことは分かっています。それをどうこう言うための記事ではありません。

見て感じたことを書いているだけですので。そこはご理解頂けたら幸い。

実は軍隊式から学べることは多い

自衛隊の背中(写真は自衛隊)

軍隊なんかは分かりやすいと思います。素人意見にはなりますが僕はそう思います。

軍隊には階級があり、上官の命令は絶対です。

【絶対的な命令系統】

僕はこれを命のかかった状況下での生存確率を最大限に引き上げるための必要な仕組みだと思っています。

3人以上の人間がいる(組織)場合、この命令系統が【有る】【無い】での生存確率には雲泥の差があるのは容易に想像できます。

軍隊同士の戦闘においてはここの優劣が勝敗を決する要因になるほどじゃないでしょうか。(数や武器の性能が同じだとしたらの話

組織においてそれほど司令塔(命令系統)のは役割は絶大だということです。

まとめ

今回の災害復興作業で改めて肌で感じたのは【組織におけるリーダーシップの重要性】でした。

「そこにいる1人が手を挙げて声を出すだけで、作業効率が2倍にも3倍にもなるのになー!」と思いながらモヤモヤしつつ作業してました。

しかも僕から見てその役目にふさわしい人間は数人いたので余計そう感じるんです。すべては過ぎた遠慮の心が招いた事態。

あれだけ暑い中苦労して2日かけてやった作業、少しの工夫で1日で終わらせることもできたはず。

「状況が不安定なこんな時こそリーダーは必要だ」と思ったという記事でした。

以上です。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

被災アイキャッチ
避難のタイミングの難しさ|平成30年7月豪雨を被災してこの記事は実際の被災体験を元に【避難のタイミングの難しさ】を伝えたくて書きました。広島県で被災した事を書いています。浸水被害、道路の崩落、車の沈没などなど。停電や避難時の持ち物についても少しだけ触れています。...
ABOUT ME
あめにじ管理人
30代の既婚者。20代は大阪で商売をしていましたが、33歳で奥さんと結婚したのを機に妊活のために奥さんの実家がある広島に移住。不妊治療(体外受精)経験者。6度目の体外受精で妊娠できました。サラリーマンをしていましたが、持病(SAD)が悪化したため退社し、今は専業ブロガー(アフィリエイター)を目指しています!
あわせて読みたい

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください