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【不妊治療とは】費用・助成金・男性の検査について経験者にインタビュー

インタビューに応じる女性

今回、不妊治療 それも体外受精(顕微授精)を6度経験した妻に、いろいろ聞いてインタビューしたのでそれを記事にしてみました。

インタビュアー
インタビュアー
今日はよろしくお願いいたします。

奥さん
奥さん
ギャラ出るんですかね、これ?

インタビュアー
インタビュアー
…。

不妊に悩む夫婦が世の中にたくさんいるのは、不妊治療専門クリニックに数年通っていたのでよく知っています。

クリニックの待合室はいつも20代後半~40代くらいの夫婦でいっぱいでした。
治療説明会の予約なんて、受付開始から数分でもういっぱいになるほどで、需要と供給のバランスがとれていないほどです。

不妊治療の体験談って興味はあってもなかなか出回らないというか、かなりセンシティブな内容なので、なかなか掘ったことは人には聞けないし話せないんですよね…。

それは言いたくない人や、考えたくない人聞かせて相手に気を使わせたくない人などさまざまでしょう。
全部かも知れません。

とにかく自分達夫婦も長く対峙することになった、本来聞きにくい不妊治療のあれこれや体験談について、インタビュー形式でまとめてみたのでシェアしたいと思います。

今もこれからも、赤ちゃんを授かるために頑張るすべての夫婦に読んで欲しい記事です。

6度の不妊治療の詳細や経験をインタビュー

インタビューに応じる女性

ウチの場合、奥さんは計6度目の体外受精で妊娠出来ました。
それについては別で記事にしてあります⇊

関連記事>>>体外受精で妻が念願の妊娠!胚移植 計6回目で起きた【奇跡】

今回、不妊治療を始めたきっかけや、その過程におけるたくさんの方が気になるであろう質問をぶつけてみました。

と言っても、自分も当事者なので変な感じがしますが、Q&A形式の方が読者さんに伝わりやすいだろうと思うのでこのままいきたいと思います。

駄犬
駄犬
その方が読みやすそうだと思ったんです。

不妊治療とは?

インタビュアー
インタビュアー
まずはじめに聞きたいのが「不妊治療とは?」という質問です。
あなたにとって不妊治療とはなんですか?

奥さん
奥さん
私にとって不妊治療とは、運命であり試練です。
娘を授かった今となっては、そう捉えることが出来ています。

奥さん
奥さん
この問いの答えは結果次第(治療が上手くいった人とそうでない人)で、くっきり分かれるものだと思います。

不妊治療を始めた年齢ときっかけについて

インタビュアー
インタビュアー
不妊治療を始めた年齢ときっかけについて教えてもらえますか?

奥さん
奥さん
治療を始めたのは34歳です。

きっかけは、2度の子宮外妊娠で両卵管を切除してしまったため自然妊娠が出来なくなったからです。

これまで行った不妊治療の種類とその費用について

インタビュアー
インタビュアー
そこからどんな治療を受けたのか聞かせてもらえますか?
そしてその費用はいくらくらいかかりましたか?

奥さん
奥さん
私が実際に行ったのは体外受精(顕微授精)です。
費用は総額で約300万円ほどかかりました。

奥さん
奥さん
ただ、治療費に関しては、他人の数字はあてになりにくいと思います。
何故ならば、治療方法が1人1人まったく内容の違うものになるからです。

インタビュアー
インタビュアー
なるほど。
あなたの場合は計6回の顕微授精で、約300万円かかったということですね。

奥さん
奥さん
はい。
検査や投薬など、本当に不妊に対してのアプローチは人ぞれぞれになると思うので、この数値はあくまでも参考にしかなりません。

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体外受精を経験して思うことは?

インタビュアー
インタビュアー
体外受精(顕微授精)を経験してみた感想を聞かせてください。

奥さん
奥さん
まず、第一にお金がたくさんかかります。
他には、

  • 職場の理解・協力が重要
  • 夫の協力も必須
  • 上手くいかない度にメンタルにダメージが
  • 度々の通院も心身ともに負担になる

などなど。
とにかく最初に問題になってくるのは、金銭面という人達は多いんじゃないかと思います。

特定不妊治療で保険は適用されたか?

インタビュアー
インタビュアー
そうですね。
体外受精を行うにあたって、健康保険などは適用されましたか?

奥さん
奥さん
基本的に特定不妊治療は保険適用外です。
ですが、1部の治療や検査・投薬などに限り保険が適用されます。

細かいことは病院でも教えてもらえますが、不安な方は事前にインターネットなどで調べてから治療を始められることをおすすめします。

下のリンクから適用範囲の詳細が見られますよ⇊

出典:第1回「特定不妊治療費助成事業の効果的・効率的な運用に関する検討会」議事次第/厚生労働省

不妊検査費/治療費の助成金について

インタビュアー
インタビュアー
助成金について教えてください。
何回に渡り、いくらの助成金が受けられましたか?

奥さん
奥さん
私の場合、6回の治療の内3回の助成金が受けられました。
金額は合計で52万5千円です。(30万円+15万円+7万5千円=52万5千円)

通常なら40歳未満で治療を開始した場合、43歳までに6回受けられたりします。

奥さん
奥さん
助成金に関してはお住いの自治体やご夫婦の状況によって内容が違ってくるので、詳しく知りたい方は各自治体にお問い合わせください。

ちなみに私は広島市在住なので不妊治療費助成/広島ここから問い合わせましたよ。

奥さん
奥さん
  • 不妊検査費助成
  • 不妊治療費助成

これら2つは別物ですので気をつけてくださいね。
まずは検査を受ける方は、不妊検査費助成から問い合わせてみてください。

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治療開始から妊娠までにかかった年月は?

インタビュアー
インタビュアー
治療開始から妊娠に至るまでに、かかった年月を教えてもらえますか?

奥さん
奥さん
結婚したのが34歳の時だったので、37歳で妊娠したことから丸3年間治療に費やしたことになります。

これは短い方なんではないかと思います。
10年かかっても授かれないご夫婦も少なくないと聞いています。

不妊治療にタイムリミットはあるか?

インタビュアー
インタビュアー
不妊治療にタイムリミットはあると感じましたか?

奥さん
奥さん
あると感じます。

医師から「女性の場合、35歳を過ぎたあたりから妊孕力(妊娠する力)は格段に落ちてくる」という話は聞いていましたが、自分自身その年齢を迎えてみて、体にあらゆる変化を感じました。

なので、不妊治療にタイムリミットはあると思います。

高齢での治療についてなにか思うことは?

インタビュアー
インタビュアー
37歳で妊娠ということで高齢妊娠にあたると思うのですが、体験してみての感想をお願いします。

奥さん
奥さん
『妊娠・出産には体力が必要』だと聞いていましたが、実際に体験してみてこの言葉の意味が分かりました。

ましてや37歳での妊娠・出産ということで、産後の体力の回復や髪や肌艶の変化など、想像を超える消耗がありました。

若い内の妊娠と高齢での妊娠どちらも一長一短だと思いますが、うちは出産が結果的に遅くなったことは、今のところ後悔はありません。

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不妊治療中、ストレスやプレッシャーは感じたか?

インタビュアー
インタビュアー
治療が長年続く中、ストレスやプレッシャーは感じましたか?

奥さん
奥さん
私の場合、夫からのプレッシャーはそこまで意識しないで済みました。

代わりに実母や彼の両親に勝手に罪悪感を持ってしまっていましたね。
今思えばそんなこと考えなくてよかったのかも知れません。

治療が上手くいかなかった時、心境や周りの反応はどうだったか?

インタビュアー
インタビュアー
体外受精が5度上手くいかなかった時の心境や、周りの反応はどういったものでしたか?

奥さん
奥さん
心境としては失敗を重ねる毎にやはり疲弊していきました。
自分の女性としての価値を疑ったことも1度だけではありません。
そしてそれが不妊治療で1番の辛い点でした。

それに反して、周りの反応は優しいものだったんです。
しかし、失敗が続く当時の私は、それすらも辛く感じるほどの精神状態でした。

不妊治療中、パートナーへはどんな感情を持ったか?

インタビュアー
インタビュアー
治療中、パートナーへはどんな感情がありましたか?

奥さん
奥さん
もちろん『彼を父親にしてあげたい』という想いは常にありましたが、それ以上に治療が思うように進まないことでの歯痒さや、自責の念が強かったような気がします。

今思うのは、必要以上にパートナーへの罪悪感を感じるのは逆効果だということ。
治療には女性側の精神状態は大きく関わってくると思うので、自分がリラックスして治療に専念できることが最優先だったんだと思います。

それが難しいんですけどね…。

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男性不妊治療について

精液検査 所見
インタビュアー
インタビュアー
男性不妊検査もされたようですが、感想を教えてください。

奥さん
奥さん
途中、念のために彼の精液も検査してもらいました。
卵管が無いことだけが不妊の原因と決めつけるのは危険だと思ったんです。

結果は精子の量・運動率共に33歳男性の一般的な数値を下回っていました。
これには彼も驚いていましたが、状態の改善に向け努力(禁煙等)してくれました。

それにより『不妊治療は1人じゃない』という感覚が得られ、とても心強く思ったのを覚えています。

奥さん
奥さん
不妊治療を始めるなら、男性は絶対に禁煙するべきです。(精子の質向上のため)
検査も早めに1度受けておくことをおすすめします。

若い内になら打てる手(選択肢)はまだあります。
後から後悔したくないのであれば早めの検査を。
少しでも授かる確率を上げたいのであれば!、尚のことです。

駄犬
駄犬
禁煙はお金も節約できるし、体臭も無くなるのでおすすめですよ。
どうせいつかは止めるんですから、ぜひこの機会に!

妊娠を諦めたことは?

インタビュアー
インタビュアー
長かった治療期間、妊娠を諦めたことはありましたか?

奥さん
奥さん
実は最後の妊娠できた6回目の移植をした時、夫婦2人共諦めかけていたんです。

5回目の治療の時の卵がこれまでに1度も育ったことの無かったグレードの高い胚盤胞だったということと、経済的にこれ以上他のことを犠牲にし続ける生活には疲れてきてしまっていたというのが理由です。

奥さん
奥さん

『これでダメだったら夫婦2人で生きていこう』と話していました。
なので、最後の最後に授かれて本当に良かった…。
今はとても幸せです。

頑張ってよかった!

 

インタビュアー
インタビュアー
(…涙)
以上でインタビューは終了です。
たくさんの質問にお応えいただきありがとうございました。

次はまた別の記事でクリニックの転院などの妊娠するために行った施策について聞かせてください。
本日はありがとうございました。

まとめ

インタビューする男性

ここまで不妊治療を3年間6度経験した妻に、実際にいろいろとインタビューさせてもらってきました。
以下はそのまとめ⇊

不妊治療についてのあれこれ

  1. 不妊治療とは『運命であり試練でもあった』と、授かった今ではそう思える
  2. 丸3年間、6度目のチャレンジで妊娠できた
  3. 治療費用は総額で約300万円
  4. 特定不妊治療は保険適応外
  5. 助成金は計3度で52.5万円受けられた(広島市の場合、MAX105万円まで出ます
  6. 高齢での不妊治療の日々は想像以上に辛かった
  7. 治療中は周りに気を使い過ぎず、リラックスして臨むことを最優先に
  8. 男性の不妊検査は早めに行うことをおすすめ
  9. 不妊治療は諦めたら終わり

経験者だからこそ言える言葉に重みを感じました。
長い間治療お疲れ様。
娘を産んでくれてありがとう!

最後に

妊娠中つわりが人一倍酷かった妻は、娘を出産するまで「2度とこんな思いはしたくない、辛過ぎる」と、言い切っていたのですが、今はなんと2人目の話を自分から振ってきています。(笑)

まだ今は娘が産まれたばかりで自分はちょっと考えられないのですが、年齢も年齢ですので、チャレンジするなら今から準備が必要だと思って動いています。

不妊治療のチャレンジは本当に運に左右される部分が大きいのは認めますが、人の努力が及ぶ範囲は0ではありません。

自分達に出来ることは100%やり尽くして、あとは授かるのを待つ。
これなら縁が無く授かれなかったとしても、もしかすると後悔しなくても済むんじゃないでしょうか。

何度でも言いますが、治療するなら早い方がいいです。
選択肢は年齢を重ねる毎に減っていきます。

『もっと早く治療を始めておけばよかった』

こうならないためにも、今からでも行動を始めて欲しい。
問題が無いことが早くに分かるだけでも、それはそれで収穫だと思いますよ。

以上、
【『不妊治療とは?』費用や助成金・男性不妊など、経験者にインタビューしてみた】でした。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

ABOUT ME
あめにじ管理人
30代の既婚者。20代は大阪で商売をしていましたが、33歳で奥さんと結婚したのを機に妊活のために奥さんの実家がある広島に移住。不妊治療(体外受精)経験者。6度目の体外受精で妊娠できました。サラリーマンをしていましたが、持病(SAD)が悪化したため退社し、今は専業ブロガー(アフィリエイター)を目指しています!

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